第38回 あの頃の湘南Surfing(11)湘南サーフマップ1990【藤沢】

第38回 あの頃の湘南Surfing(11)湘南サーフマップ1990【藤沢】
2024-06-28

湘南サーフマップ1990【藤沢】

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記事は1990年に遡って書いています。また*印は2024年時点の注釈です。

サーフポイント1990【藤沢】


江ノ島以西はサンドボトム。台風や強いオンショアによって形成されるサンドバーによって波質が変化する。
波のない日が何日も続き、やっと波が上がれば直線ダンパ。藤沢が良い時は鎌倉茅ヶ崎はもっと良い。それでも「ここが好き」というのが鵠沼、辻堂の波。

ヨットハーバー(湘南港):江ノ島大橋を渡って左側の岸壁に沿って崩れるレギュラーウエーブ。橋の下までライド可能。海底にガラス瓶やゴミが散乱しているので足を着けない方がいい。ギャラリーが立つその横で波待ちするという変わったポイント。

大六:1967年に鵠沼サーフクラブの遠藤大六さんが開拓したポイント。以前は江ノ島西側から弁天橋に向かって崩れるレギュラーポイントだったが、今はロングライド可能なグーフィーポイント。

西浜ポイント/マリンランド前:鵠沼がクローズするくらいのサイズになってもここまで来るとサイズダウンしマイルドな波になる。ここはセイルボーダーに人気のポイントで、南寄りの風が強まると多くのセイルボーダーが集まる。

海獣ポイント:海獣動物園の前のポイント。江ノ電湘南海岸公園前駅からまっすぐ海に出たポイント。西浜同様鵠沼以西がクローズになると混み合うポイント。

レストハウス前/マック前:「東急レストハウス」は昨年取り壊されたがポイント名はそのまま。134号線沿いにはファーストフード店やレストランが並び鵠沼海岸駅からも近いため電車サーファーが多く集まるポイント。ちょうどSURFf’90のイベント会場本部の前。日本一混むポイントだがギャラリーにアピールしたい人にとっては格好のポイント。夏は海水浴場になるためサーフィン禁止となる。

引地川河口:河口とその東側。以前は鵠沼と言えばこの場所だった。湘南で一番東のリバーマウス。河口に砂州がうまく着けばチューブを巻くパーフェクトな波になる。

プールガーデン前:引地川河口の西側、小田急プールガーデンの前。80年代にはプールガーデンに親子亀の滑り台があり「カメ下」と呼ばれる事もあった。藤沢支部の予選や5クラブ対抗戦が行われる藤沢サーファーのホームグラウンドポイント。

半チャン前:ちょうどホットツナ(シエロマーレ)のお店がある前。地引網の漁船が置いてある場所。春に地引網が始まると砂がたまり、サンドバーが形成される。このポイント名がメディアに登場したのは88年サーファー誌4月号に掲載された上杉真司プロの鵠沼ポイント紹介記事。

モス前:87年まであった「モスサーフショップ(現アイランドスタイル)」前のポイント。

スエヒロ:「ステーキハウス スエヒロ」の前。鵠沼と辻堂の中間地点で駐車場がないため人は少ない。

コータローポイント:スエヒロと辻堂正面の中間辺り。このポイント名はそれほど知られていないが、1983年「湘南 最後の夢の土地(冬樹社)」に記載されており、その後サーフィンライフ1987年5月号の林利夫プロによるポイント解説にも登場する。

辻堂:サーファー通りには多くのサーフショップが並び「日本のハンティントンビーチ」と呼ばれている。辻堂には3ヶ所のポイントがある。

辻堂海水浴場:サーファー通りからまっすぐ海に出たポイント。夏はわずかなエリアだが海水浴場となりサーフィン禁止となる。

橋前:県営駐車場から134号線の下をくぐって出た所。辻堂のメインポイント。「橋前」の名前はサーフィンライフ1987年5月号の林利夫プロによるポイント解説に登場。

第2駐車場:クルマでしか来れないため電車サーファーが少なく比較的空いているポイント。

クソ下:汚水処理場の前、海面に茶色い泡状の物が浮いていることが多い。大雨のあとは避けた方がいいと言われている。小さな川がありサンドバーが形成されると左右に崩れるブレイクが見られる。

サーフショップ1990【藤沢】

( )内は開店した年

イマジネーション(86):山﨑市郎プロのウインドとサーフのお店。片瀬海岸のホテルシルフィード内にある。

ウォームアップ片瀬(86):塩坂源一郎さんのお店。83年の創業当初は小田急線片瀬江ノ島駅近くにあったが、84年に江ノ島と藤沢を結ぶ片瀬街道沿いに移転。86年に同じ片瀬街道沿い諏訪神社近くに移転した。ボードは”デガワ”、”YU”、”ロペス”、”ドロップアウト”、”ベア”。「ウォームアップ」の名付け親は出川三千男プロ。

ユニティスポーツ(79):江ノ島から引地川河口までの134号線沿いに最初にできたショップ。

④マタハリ(83)鎌倉の「ドロップアウト」の姉妹店。90年に閉店。

ウォームアップ鵠沼 (90):「マタハリ」のあった場所に90年10月に開店。片瀬店と2店舗となった。

べティーズ(82):大野薫プロのお店。ボードは大野プロがデザインする”Betty’s”。オリジナルのウエアも人気で全国のショップに卸している。ライダーは宮内謙至(しょーろく)さん。

ショップショップ(83):蔭山幸治さんのお店。ボードロッカーやシャワーも完備している。着古したジーンズをスカートやバッグに作り替えてくれる。

KIN’S(89):藤沢支部長 氏家章雄さんのお店。氏家さんはかつて辻堂にあった「パイプラインサーフショップ」の店長でもあり、89年までは今のお店の場所で「ジェッティ鵠沼店」を経営。ボードは”NEV”、”アドバンス”、”タケスエ”。

クォーターズ(87):小田急鵠沼海岸駅改札口を出てすぐのショップ。ボードはオリジナルと”アニーズ”。朝早くから開いているので忘れたものがあったらここで買える。電車サーファーの強い味方。

レッドウエーブ(77):石川勝次さんのお店。鵠沼銀座通りに最初にできたサーフショップ。ボードはオリジナル。

リアルカンパニー(86?):正式には「リアルベーシックデザインカンパニー」というお店で通称「リアル」。鵠沼銀座通りから八部公園に向かう通りにある。ボードはオリジナル。

セントラルビーチ鵠沼店(87):鵠沼海岸駅から海に向かう通称「電車サーファー通り」の途中にあるのが、茅ヶ崎”セントラルビーチ”の姉妹店。ここは以前「フリーサーフショップ」があった場所。ボードはオーナーの滑川郁夫氏シェープのオリジナル”CB”と”マーク・エンジェル”。

ティズ(90):河村正美プロのお店。昨年まで鵠沼海岸の商店街にあったが、今年1月に134号線沿いに移転。ボードはオリジナルの”X -Rated”。サーフショップだけどオシャレなウエアも充実していてサーファー以外のお客さんも多い。特に福田優さんがデザインするTIZオリジナルが人気。

The USAサーフ(88):岡村謙一郎さんのお店。ボードは池田茂幸氏によるオリジナルと”ブルーハワイ”。

バリココナッツツリー(86):「バリココ」の名で親しまれているお店。ウエアがメインだけどオリジナルの”BCT”というボードも扱っている。86年ごろは「ダウンタウン」の姉妹店で「ダウンタウンII」という名前だったが、87年に「バリココナッツツリー」になった。

コーストライン鵠沼(89):辻堂の「コーストライン」の支店で89年の4月にオープンした。新築のビルは地上3F、地下1F建て。ライダーは伊東彩子プロと橘高旬子プロ。ボードはハワイのチャック・アンドロスシェープの”エキサイト”とゴールドコーストのシェーパー マリー・バートンの”パイプドリーム”。”べティーズ”のTシャツも置いている。

アキュレオーシャンスポーツ(86):イタリア家庭料理「カカキ」の2階にある吉沢隆盛さんのお店。85年頃は「エルサーフ」という名前だった。ボードはオリジナルと「HAF」の”エフカイブリーズ”。葉山にもお店がある。

ホクレア(83):かつて辻堂にあったショップ「ハザード」や「バックヤード」、そして「JSP(アイパ)」などでシェイプしていたシェイプ歴22年の林利夫プロのお店。ボードはオリジナル。

ZEROサーフ&セイル(87):ボードは”ウォーターツールス”。鵠沼橋近くにある小さなショップ。

ジャンクション(83):プールガーデン内にあるサーフショップ。目の前がサーフポイントという好立地。ボードはオリジナル。カフェが併設されていて、テラスからポイントを眺めながらサンドイッチなどの軽食やお茶を楽しめる。【ハムチーズサンド450円、チキンピラフ550円】

アイランドスタイルデザイン(87):「モス鵠沼店」が87年に店名を変更してリニューアルオープン。ボードはオリジナル。

ゼンケサーフボード(89):善家誠プロのお店。お店の奥にシェーピングルームがある。

カイウインド(87):サーフボードとウインドを扱っているお店。ボードはオーナーの森井誠一さんシェープのオリジナル。

M’s鵠沼店(88):旧店舗「カリフォルニア・イメージ」の店長だった三井究氏がオープンしたお店。ボードはマイク・スリンガーランドがシェープする”サーフボードUSA”のほか、最近”ドロップアウト”もラインナップされた。町田にもお店がある。

ウェーブキング(89):スエヒロの裏「ダウンタウン」があった場所に89年オープンした。ボードはロングが小室正則プロ、ショートが小林正明プロシェープのオリジナル。90年に閉店し、「マーボーロイヤル」になった。

マーボーロイヤル鵠沼(90):90年7月に「ウェーブキング」だった場所にオープンした「マーボーロイヤル」の支店。

プラウドメアリー(85):82年の開業当初は浜見山交差点から辻堂駅寄りの場所にあったが、85年におでんセンター近くの以前「マーボーロイヤル」があった場所に移転。店長は太田孝プロ。87年頃まではパブロ・ザナドゥシェープのオリジナルがあったが、最近はオーストラリアの”アロハサーフボード”がメイン。ライダーは太田孝プロ、山下光プロ。

コーストライン辻堂(86):小田天児さんのお店。以前は当時向かいにあった「ショップMY」の2階にあったが、86年に現在の「プラウドメアリー」の隣に移転。店長は今年プロになった塩谷あずさプロ。ライダーは伊藤彩子プロ、橘高旬子プロ、塩谷あずさプロ。ボードはハワイのチャック・アンドロスシェープの”エキサイト”ほか。

ジパング(86):オーナーの小倉敬之さんは次世代を担う若手の育成に力を入れている。ボードは”Nev”とオリジナル

ウェイブリブス(83):通称「リブズ」、中浜透さんのお店。ボードは”パフォーマンスハワイ”。最近はボディボードにも力を入れていて「Body’s」というクラブがある。

クゲヌマサーフボード(79):”もっちゃん”こと望月賢徳さんのお店。辻堂では「マーボーロイヤル」に次ぐ老舗ショップ。ボードはもっちゃんシェープのオリジナル。ロングボードのストックが豊富。お店には望月さんがアメリカ遠征の際購入したという貴重な”BING”のボンザーが展示してある。

テイクス(83):竹末和正さんのお店。ボードは竹末さんシェープの”TAKE’S”。冬はスノーボードも扱っていて、ライダーは全日本スノーボードチャンピオンの竹内正則選手。

ショップマイ(88):小池正則さんが茅ヶ崎で75年に創業。84年に辻堂の「Sarf & Sands」だった場所に出店、88年に「ゴッデスアクションスポーツ」があった場所に移転。1Fがウエア、2Fがサーフギア。ボードは”ラスティ”と”ドナルド・タカヤマ”。ボディボードにも力を入れていて、ライダーはBBの作道雅明プロ、藤田太郎プロ。サーフの上滝恭子プロ、鳥海英雄プロ。

MAO(88):辻堂のナイトスポット「JAZA」と「居酒屋きたろう」と同じ場所にあるのが「MAOサーフ」。ボードは”アティチュード・ダンシング”。

ドミンゴ辻堂店(85):阿部川芳夫プロのお店。茅ヶ崎、大磯に次ぐ3店舗目。ボードは飯尾進さんシェープのオリジナルとスパイダー・マーフィーシェープの”スパイダー”。店長はドミンゴのライダーの山口徳好さん。

ウェイバーズ(88):70年代には「ププケアサーフボード」でシェープをしていた富塚達也さんのお店。ログハウスのようなお店。ボードはオリジナル。

マーボーロイヤル(75年以前):辻堂駅近くで一際目立つピンクのビルが小室正則プロの「マーボーロイヤル」。ボードはオリジナルの”マーボーロイヤル”。

あのサーフショップ1982〜1989【藤沢】

1982から1989年の間にあったが移転、廃業、退店などで90年には確認できなかったショップ。( )内は営業時期

バーミーサーフギア[片瀬](84〜88年頃):”ムーブメンウェットスーツ”を製造販売していた頃の「B&M社」のショップ。89年に”フューチャーウェットスーツ”を発売し、店舗だった場所は工場になっている。

カツカワミナミ[片瀬](85〜88年頃):片瀬山入口にあるベーカリー「Piny」の向かい。川南活さんシェープのボード”カツ・カワミナミ”を扱うお店。

マジェスティック[片瀬](82〜84年頃):迎川真佐仁さんの「マジェスティックサーフボード」の直営店。

ダックダイブ[片瀬](88〜89年頃):八百屋さんの一角にあるショップ。ボードはオリジナルと”ドロップアウト”。

シックカスタムクラフト[鵠沼](83〜87年頃):創業当初は半チャン前ポイントの近くにあったが、85年頃鵠沼松ヶ岡に移転。ボードはオリジナル。

ジェッティサーフプロダクト[鵠沼](88〜89年):88年に氏家氏が東京の「ジェッティ(旧ジェリーズ)」の姉妹店をオープン。89年に閉店し、氏家氏がそのまま「KIN’Sサーフ」をオープンした。

フリー[鵠沼](86〜87年):86年には雅叙園の隣にあったペンション「オリーブ」の並びにあったが、86年末に鵠沼商店街と134号線の間、通称電車サーファー通りに移転。87年に閉店後「セントラルビーチ鵠沼」に替わった。

サーフリポート/カリフォルニアイメージ[鵠沼](82〜88年):店名は変わったが、「サンセットインターナショナル」が経営するお店。88年閉店後、店長だった三井氏が「M’s」をオープン。

リンクス[鵠沼](83〜):84年に片瀬海岸に移転しWSF専門店へ。現在営業中

イリュージョン[鵠沼](87〜88年):ペンション「オリーブ」の並び「フリー」があった場所にオープン。88年閉店し、「The USAサーフ」に変わった。

アイランド・クラシック/アイランド・ウェーブ[鵠沼](83〜86年頃):開店当初は店名の通りハワイのサーフボードメーカー”アイランド・クラシック”を扱うお店だったが、84年に店名を「アイランド・ウェーブ」に変更。ボードは”エフカイ・ブリーズ”になった。その後この場所に「リアルベーシック」が入った。

ダウンタウン[鵠沼](85〜89年):山口真佐雪さんのお店。相模原のショップ「ダウンタウン」が85年にスエヒロ裏にオープン。87年には「ペンションオリーブ」内に「ダウンタウン2-バリココナッツツリー」をオープン。閉店後この場所は「ウェーブキング」に変わった。  

サーフ&サンズ[辻堂](77〜84年):JSP(ジャパン・サーフィン・プロモーション)が経営する国内最大のサーフショップ。2階に「サーフマガジン」編集部があった。早い時期から無料温水シャワーや電話による波情報サービスを実施。隣の「パイプラインサーフショップ」と共に”サーファー通り”誕生のきっかけになったショップ。

スポーツステーション[辻堂](83〜84?年):モーリーブギー、モーリードイルをメインに、ウインドやハングライダーも扱っていた。「サーフ&サンズ」と同様JSPの経営だったという話もあるが未確認。

パイプライン[辻堂](77〜87年):坂本昇プロの「パイプラインサーフショップ」は75年〜79年には鵠沼海岸にあり、77年に辻堂店をオープン。隣の「サーフ&サンズ」と共に”サーファー通り”誕生のきっかけになったショップ。

ジェリーズ[辻堂](79〜84年):「ジェリーズ」は海岸近くの「マーボーロイヤル」の隣にあり”ジェリーズ サーフボード”を販売。84年に東京都品川区に移転し、”パイプライサーフボード”を扱っていた。86年の大森移転を機に、店名を「ジェティ」に変更し営業中。また88年に氏家氏が鵠沼に姉妹店をオープン。89年に閉店し、氏家氏がそのまま「KIN’Sサーフ」をオープンした。

ゴッデスアクションスポーツ[辻堂](79〜88):開店当初はゴッデスグループの「ゴールドコースト」としてオープン、81年に「ゴッデス・アクションスポーツ」に店名変更し、ウインド主体のお店となった。2階には「カフェ・ブレッド&バター2nd」や「リトルジョージ」、「SPOTIF」、「Semi’s Cafe」が入っていた。88年に閉店し、この場所に「ショップMY」が入った。

ポイサン/スポーツハウス[辻堂](82〜88年頃):プロスキーヤー高梨秀雄さんのお店。82年に浜見山から湘南工科大前に移転。86年ごろ店名を”スポーツハウス”に変更し、スノーボードなどサーフィン以外の商品も幅広く扱うようになった。88年頃閉店。

サーフプロジェクト湘南[?]:1986年頃 場所など詳細未確認

ヘイタージャパン【辻堂?】(85〜?):ハワイのシェーパー ヘイターの板を扱っているショップ。詳細未確認

サーフブティック1990【藤沢】

ブルーショア:片瀬街道沿いにあるサーフカジュアルのお店。2階にワーゲン・ビートルが頭を出しているので一目でわかる。

ロッカールーム:塩入明夫さんのサーフブティック。地元ブランドの”K933”やクリークス、輸入カジュアルウエアを多数揃えている。

シエロマーレ(ホットツナ):88年に「シエロマーレ」というお店に名前が変わったけど、ほとんどの人が今までの「ホットツナ」だと思ってる。店名が変わっても引き続きオーストラリアのサーフブランド「ホットツナ」の在庫は豊富にあり、また最近は「ステューシー」も置いている。

シエロマーレ製HOT TUNAのスエット(1990年頃)

シードッグ鵠沼店:七里ヶ浜の「シードッグ」のブティックが鵠沼にもオープン。

スリッキー:84年までは「サーフ&サンズ」が、つい最近までは「ショップMY」&「コーストライン」があった場所に89年5月にオープン。モッシモ、ベッツィー・ジョンソン、イパネマ、ショックなど今注目ブランドが揃ってる。

ランドマーク・レストラン・ショップ情報1990【藤沢】

パラビオン:「パラビオン」は134号線沿いの「リレホテル」の1FにあるDJバー。毎週金曜日はレゲエナイト。

NUDE MAN:134号線沿いのひときわ目立つ三角屋根のビルの2階にあるステーキハウス【キュービックステーキライス1300円*2】。1階は「セブンイレブン」。*A

湘南倶楽部:三角ビルの3階にあるギャラリーバー。*A

Mr.Trip Bar:バリココの隣に出来たバー、【カクテル各種500円〜*3】1ヶ月1500円でボードを預かってくれる。

KAKAKI:イタリア家庭料理のお店。【仔牛のスネ肉の煮込みミラノ風3000円、タコのサラダバジリコ風味1300円*1】、【海の幸盛り合わせ1500円*2】、

鳥恵:鵠沼にある「鳥恵」は、昼は弁当屋さん、夜は焼き鳥屋さんというお店。サーフィン大会で配られるお弁当としても有名。鳥恵カップというサーフィン大会を開催したこともあり、その時の商品が野菜や米、醤油などだった。

鵠沼プールガーデン:1961年の開業時はプールの中に海賊船が置いてあったが、73年からは親子亀滑り台、88年から”ウォーターループスライダー”になった。*B

JAM HOUSE:色々な人が集う場所ということで「ジャムセッション」からとって「ジャムハウス」になった。【ゆずスカッシュ450円、ブルーベリーワッフル500円*1】【ツナと野菜のカレー780円、3色すみれごはん680円*2】

JAZA:湘南の代表的ナイトスポット。キャッシュオンデリバリーシステムで気軽に飲めて音楽を楽しめるお店。

マンジョーネ:本格派イタリアンのお店。ディナーには前菜、パスタ、魚か肉料理のメイン、サラダのコースメニューもある。【仔牛のカツレツミラノ風(1500円)、季節の魚のロースト(2000円)ディナーのコース(3500円〜)*1】

ウォーターメロン:タコスやパスタが自慢のお店。ここは全日本レディースチャンピオンの細川真理子さんがオーナー。

おでんセンター:江ノ島から1963年に16店舗が移転してきたのが始まり。海で遊んだ帰りにはおでんが食べたくなる。
海側より「寿竹/みくに/なぎさ/あけぼの/きらく/つるの/お富さん/お富さん」道路を挟んで「マイアミ/ふじ/ひげでん/みはる/松王/希望亭/秀つま/さつき」

トラベルシーン:「スリッキー」の2階にある旅行代理店。サーファーに特化したツアーを企画したり、海外へ渡航するプロサーファー御用達の代理店。

注釈(2024)
*A:この三角ビルは90年代には「ショップMY」、その後「T -スティック」が入っていたが、ビルは2023年解体された。
*B 鵠沼プールガーデンは1961年開業、2001年営業終了。その後スケートパークになったが2022年営業終了となった。

*1「ヨミウリスペシャルRout134(1990)」を参照
*2「Fine 1990年8月号」を参照
*3「Fine 1990年7月号」を参照

参考文献
「藤沢市明細地図南部版 昭和57年、61年、62年、平成元年、2年」明細地図社
「藤沢市住宅地図 南部版 平成3年」刊行社
「サーフィンワールド(SW))Vol.9 No.2/1976, Vol.10 No.5/1985, Vol11 No.1-9/1986, Vol13 No.2,3,5,7,9-11/19888, Vol14 No.1-12/1989, Vo.15 No.1-12/1990」オーシャンライフ社
「サーフライフ(S L)Vol.7No.1-12/1986, Vol.8No.1-12/1987, Vol.9 No.1-12/1988, Vol.10No.1-12/1989, Vol.11No.1-12/1990]マリン企画
「サーフィンライフJr.」Vol.1/1987,Vol.2/1988」マリン企画
「Fine5月号/1885、7月号/1987、8月号/1988、8月号/1989、5,7,8,9月号/1990、8,9月号/1991
「サーファー第1号/1987ー第45号/1990」サーファーパブリシング社
「ヨミウリスペシャルRout134/1990」読売新聞社

🔳次回は湘南サーフマップ1990【茅ヶ崎】